これが偶然のものでWBC出場とは無関係のものである、とはあまり思えない。WBC出場組は、国際球に慣れる意味もあり、年明け早々には本格的な練習を開始している。前年の激闘の疲れを癒す期間は短かったはずだ。ただでさえひと昔前よりもプロ野球の試合数が増える中、さらに負担が増していることは想像に難くない。
そんな大変な中で、困難なことを承知で出場を引き受けてくれた選手全員、そして首脳陣・裏方全員に対し、心から敬意を表したい。
今年は例年に比べてプロ野球の開幕は遅くなっている。特にパリーグは、2008年の3月20日から2009年の4月3日へと2週間も遅れており、一応WBC出場組への配慮は見せている。しかし、さらにもう一歩踏み込んで、WBC開催年だけでも試合数を10試合程度(各カード2試合ずつ)減らすことはできないだろうか。
たしかに試合数が減ればそれだけ減収になるが、スター選手が故障して長期離脱すれば、これもまた球団にとっては戦力面でも興行面でも大打撃のはず。検討する価値はあると思う。
WBCに出場した日本人選手に苦難が続いている。メジャーではイチローや松坂・岩村・城島が相次いで故障者リスト入り。日本プロ野球の選手も村田が試合中に故障し、岩田は故障のため交流戦終了まで一軍登板できていない。青木・小松・栗原らは不振に苦しんでいる。