秋は優勝争い(今は1位通過争いと言うべきか)が面白いが、春は戦力的に劣ると見られている球団の快進撃を見るのが私の楽しみである。もちろんこのまま秋まで突っ走ってくれても大いに結構だが、仮に夏場あたりに失速しても構わない。一時的にでもペナントレースを盛り上げてくれれば、これほど嬉しいことはない。
ヤクルトは8試合で13盗塁と、ここまでは高田監督の機動力野球を実践できている形だ。特に2塁走者宮本、1塁走者飯原のダブルスチールには驚かされた。しかし、そろそろ他球団のマークもきつくなる頃。8試合で13盗塁だからといって、144試合で234盗塁できるとは考えにくい。また、オープン戦から絶好調だった移籍組の川島慶が故障離脱。こういう事態に直面すると、Aクラス候補球団との予備戦力の差が出てくると考えられる。
逆に昨年優勝の巨人・日本ハムの調子が上がってきていない。しかし、特に日本ハムは昨年も一昨年もスロースタートだったし、どちらの球団もまだ歯車が噛み合っていないだけだと思われる。何と言っても昨年優勝した経験があるし、予備戦力もある。こういう球団は、最も苦しい夏場に力を発揮してくるだろう。
昨年4月は横浜が好調だったが、結局4位に終わっている。ヤクルト・楽天はどうなるだろうか。私としては、もっと両球団の暴れる姿を見ていたい。
4月5日の試合終了時点で、セリーグはヤクルト、パリーグは楽天が好調である。楽天は球団創設以来初めてとなる単独首位という快挙も成し遂げた。