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日本中がひとつに2007/12/7up

 プロ野球最大のイベントである日本シリーズの話題すら、私の会社内で聞くことはほとんどなかった。野球ファンである同僚とあれこれ談じることはあったが…。

 ところが、日本代表の試合は注目度が高いのだ。このたび行われたのは、北京五輪に向けた予選に過ぎないのだが、休憩室のあちこちで試合に関する感想が聞こえてきたのである。「岩瀬が満塁にしたときは、もう死んだと思った!」という女性の元気な声。私もあの時は生きた心地がしなかったと、心の中でうなずいた。

 日本の勝利を願い、巨人ファンが阪神の選手を応援する、あるいは阪神ファンが巨人の選手を応援する。プロ野球にまるで興味のない人でも、日本代表を応援しようとチャンネルを合わせる。まさに日本中がひとつになるイベントであると言えよう。韓国戦と台湾戦は手に汗握る死闘だったが、ここから野球の魅力を感じ取った人も多いと思う。

 だからこそ、国際試合はもっと頻繁に行ってもいいと私は常々思っている。北京五輪を最後に、いったん五輪からは野球がなくなるわけで、WBCだけでは不十分だ。サッカーでもバレーボールでもその他のスポーツでも、年に2〜3回は国際試合が行われていると思うのだが、野球でそれはできないのだろうか。アメリカが国際試合に非協力的なら、日本がリーダーシップをとればよい。

 それを実現するにあたって、やはりペナントレースの試合数は減らす方向に持っていくべきである。ほんの十数年前は130試合+日本シリーズだったのに、今は144試合+プレーオフ+日本シリーズ+国際試合であり、選手の負担が大きすぎる。通常なら10月には全ての日程が終了するのに、今年は12月になっても試合を行っているのだ。

 長いシーズンの疲労回復だけでなく、故障した箇所のケアをするにも時間が必要であり、それがまたいいプレーを生む。試合数を減らすとドル箱の巨人戦や阪神戦が減るという理由で、球団側の同意は得られそうもないが…。

    


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