セパ統一ポストシーズン2006/07/15up

 早ければ来季からセパ統一のポストシーズンが導入されるかもしれなくなった。セパそれぞれ単独でポストシーズンを行うよりは100倍良いことなのは明らかだ。だが詳細を見つめると、まだまだ首を傾げたくなる部分は多い。

 現状の予定では、試合数は146試合となる。セリーグは現状維持でパリーグは10試合増になるが、両リーグともこれは多すぎるという認識を持っていたという。しかしパリーグは交流戦の36試合維持を、セリーグはリーグ戦110試合の維持を強く主張したため、146試合にするしかなかったという。

 球団の収益の問題があってこうなったのだが、これは選手にとって負担が増えるのは言うまでもない。そもそも130試合だったプロ野球の試合数が135試合に増えたのもつい最近のこと(1997年)だし、それがまた140試合に増えている(2001年)。そして交流戦の導入により、ポストシーズンのないセリーグは146試合に増加した(2005年)。これ以上選手の負担を増やしてどうするのだろう? これからはWBCもあるし、アジアシリーズもある。こんなことをやってると、またWBCで出場辞退者が続出するのは目に見えている。

 もうひとつ問題がある。今回ポストシーズンの詳細は決まらなかったが、例えばセリーグの1位vsパリーグの2位・パリーグの1位vsセリーグの2位の勝者同士が日本シリーズを行う、という形式にしたとしよう。これでは単純な確率論で言えば、50%の確率で日本シリーズはセリーグ同士またはパリーグ同士の激突になる。こんなことになったら、史上最大の盛り下がりぶりになるだろう。

 前にも書いたが、どうしてもポストシーズンの存在価値を見出したいなら、3リーグにするしかないだろう。3つのリーグの優勝チームとワイルドカードの4チームでリーグ戦かトーナメントを行うのである。ただ、私はそこまでしてポストシーズンを見たいとは思わない。そもそもプレーオフが導入されたのは、首位チームが独走するとペナントレースがつまらなくなるという理由である。それならばドラフトやFAなどを改正して、戦力均衡を図ればいいと思うのだが…。