◇2009年6月2日 千葉マリン◇ロッテ−巨人 交流戦1回戦

巨人 000 000 000 000
ロッテ 000 000 000 000

巨人
(遊) 坂 本 四球 捕邪 遊ゴ 三振 一邪
(中左) 松 本 二併 四球 投ゴ 四球 三振
(三) 小笠原 三振 遊ゴ 一邪 遊ゴ 11 三振
寺 内
(指) ラミレス 二ゴ 右安 投ゴ 三振 二飛
(右) 亀 井 三振 一ゴ 二ゴ 中2 三邪
(一) 四球 捕邪 三直 四球 12 三振
(捕) 阿 部 二直 一ゴ 四球 一邪 中安
走中 鈴木尚
(左) 工 藤 三振 二ゴ 捕ギ 三振 三振
鶴 岡
(二) 古 城 遊ゴ 中飛 右安 10 右飛
大 道 遊ゴ
木村拓
38 残塁 併殺
ロッテ
(遊) 早 坂 中飛 中飛 二ゴ 二ゴ
西 岡 三振
塀 内
(一) 左安 二ゴ 三振 左2
田中雅
福 浦 11 右飛
(中) サブロー 三振 三振 遊ゴ 敬遠 中飛
(二) 井 口 左安 三ゴ 遊ゴ 捕併 四球
(捕) 里 崎 二ゴ 遊ゴ 三振 二ゴ 三振
(指) ベニー 左飛 中2 三振 10 遊ゴ 12 四球
(左) 竹 原 右飛 投ギ 中安 四球 遊飛
(右) ランビン 三ゴ 三振 右飛
打右 大 松 左安 二ゴ
小林宏
(三) 今 江 遊直 四球 右飛 三振
バーナムJr. 投ゴ
39 残塁 併殺

巨人 打者 球数 安打 三振 四球 死球 失点 自責
高橋尚 32 122
越 智 18
山 口 22
クルーン 19
ロッテ
渡辺俊 30 115
シコースキー 36
伊 藤 22

▽盗塁死 竹原(7回)

 交流戦が始まってはや5年目。4年間の両チームの対戦成績はロッテの13勝7敗だが、巨人が6連勝中。2006年の巨人・小関の3塁ベース踏み忘れなど、何かと話題が豊富なこのカード。楽しみな一戦だった。

 ロッテ先発渡辺俊、巨人先発は高橋尚。どちらももうひとつ勢いに乗りきれていない中堅の先発投手だ。打撃戦にもなり得たが、秒速7〜8mの逆風が吹き荒れ、バッターにとってはきつい試合となった。逆に両先発は、風を生かした配球でバッターを牛耳った。

 ロッテのほうは数々の動きを見せた。7回裏2死1塁から竹原が盗塁失敗。8回表は1死1、3塁のピンチでホーム封殺ではなくゲッツーシフトを敷いたのは心底驚いた。その後2死満塁のピンチで「小笠原シフト」が成功してピンチをしのぐが、もし1死1、3塁の場面で併殺崩れの1点が入っていたら敗因になっていてもおかしくはないプレーだった。

 9回裏は無死2塁で、巨人バッテリーが3番サブローをセオリー通りの敬遠。1、2塁となり、初球は打たせたが2球目以降に4番井口にバントを命じるが失敗。2ストライクとなって再び強攻するが、最悪のダブルプレー。もちろんバントはセオリーだが、次打者は当たっていない里崎。さらに今季犠打ゼロの選手にフォースプレーでのバントは難しいし、やるなら初球からキッチリとやらせるべきであろう。12回裏・無死1塁でバッター竹原。初球こそバントを命じるが、2球目からは普通に打たせる。結局走者を進めることができず、2死1塁となって投手ではあるが俊足の小林宏を大松の代走に送るが、次打者が倒れてゲームセット。代走を送るなら、2死になってからではなく先頭のベニーに対して送ったらどうだったか。

 横綱野球の巨人に対し、ロッテの作戦は空騒ぎに終わってしまった感がある。とはいえ、両チームの投手陣の好投、再三の好守は非常に見応えのあるものだった。このカードが年に4試合しかないのはやや寂しいことである。