◇2008年4月8日 札幌ドーム◇日本ハム−楽天 3回戦

楽天 070 000 000
日本ハム 005 201 00X

楽天
(遊) 渡辺直 二ゴ 四球 中飛 左安 遊ゴ
(二) 高 須 遊ゴ 左2 遊ゴ 左安 三振
(左) リック 中飛 左犠 三振 三ゴ 遊ゴ
(一) フェルナンデス 左安 三振 右安 遊ゴ 遊ゴ
(指) 山崎武 遊飛 一邪 左安 三ゴ
(三) 山 下 右安 三ゴ 三ゴ
打三 草 野 中飛
(右) 憲 史 右安 遊ゴ 右飛 三振
(中) 中 島 中安 左安 右飛
打中 鉄 平 二ゴ
(捕) 藤 井 右安 捕ギ 左飛
磯 部 四球
36 11 残塁 併殺
日本ハム
(中) 森 本 遊ゴ 四球 右安 投ギ
(二) 田 中 三振 四球 右本 右飛
(右) 稲 葉 三振 中安 左飛 遊ゴ
(一) 高 橋 遊ゴ 右安 二飛 一飛
飯 山
(指) スレッジ 三振 二安 右安 一ゴ
(三一) 小谷野 遊ゴ 投安 右飛 一邪
(左) 工 藤 右2 遊ゴ 一直 一ゴ
(捕) 鶴 岡 四球 三振 左2 三振
(遊) 金子誠 三振
高 口 左飛 中安 三振
32 10 残塁 併殺

楽天 打者 球数 安打 三振 四球 死球 失点 自責
一 場 2 1/3 11 55
吉 崎 1 2/3 10
小 倉 23
インチェ 2 1/3 10 29
小 山 30
日本ハム
武田勝 30 104 11
建 山 15
武田久 15
MICHEAL 8

                         ▽盗塁 森本(4回)
                         ▽失策 渡辺直(6回)
                         ▽盗塁死 鶴岡(6回)
                         ▽走塁死 高橋(3回)

 開幕からもうひとつ波に乗れない前年の覇者日本ハムと、球団創設以来初となる単独首位に浮上するなど好調な楽天の対戦。前回の宮城球場での対戦では楽天が2連勝している。しかし、楽天はここまで4連敗中で下り坂、日本ハムは2連勝中であった。

 日本ハムは2回に先発の武田勝がメッタ打ちに遭う。あらゆる球種が打ち込まれ、投げる球に窮する状態であった。それでも勝ちパターン以外の中継ぎ陣にさほど余裕のない日本ハムとしては、2回で先発を引っ込めるわけには行かず、ズルズルと7失点。これで試合はほぼ決まった、というのが当たり前の見方で、私もそう感じた。

 しかし大量援護をもらって楽になったはずの一場が、2回までとは別人のピッチングで3回に突如乱れる。1〜2点取られても致命傷にはならない状況下で、ストライクが入らない。激怒した野村監督は、押し出し四球で1点を返されただけの場面で吉崎との交代を決断する。しかし楽天のほうも守護神候補ドミンゴが期待を裏切り続けるなど、中継ぎ陣に余裕はない。結果的に出てくる投手が次々と火に油を注いでいき、楽勝のはずのゲームは4回には7−7の同点になっていた。

 そして6回裏、無死2塁で9番高口には当然送りバントのサインが出るが、変化球を空振り。2塁走者の鶴岡が挟まれるが、遊撃手・渡辺直が3塁に悪送球して鶴岡がホームイン。見ていた私も苦笑いするしかない凡々ミスで、これが決勝点になってしまった。

 1安打しか打たれていない一場に白星がつかず、11安打を浴びた武田勝が勝ち投手。なかなかお目にかかれない試合だろう。しかし、これはヨロヨロながらも6回まで投げぬいた武田勝に対するご褒美だと私は思っている。