◇2003年4月11日 東京ドーム◇巨人−阪神 1回戦

阪神 000 110 023 001
巨人 000 001 006 001

阪神
(二) 今 岡 三振 右飛 一直 遊ゴ 左2 左飛
(中) 赤 星 三振 四球 三振 三安 投ゴ 12 中2
(左) 金 本 投ゴ 左2 中2 右本 遊ゴ 四球
(右) 濱 中 三振 三直 遊ゴ 左飛 10 三振 投ギ
(一) 桧 山 右飛 四球 四球 右飛
ウィリアムス
ポート
吉 野
藤 川 三振
八 木 敬遠
走三 秀 太
(三一) アリアス 三振 三振 三ゴ 左本 投ゴ 左犠
(捕) 矢 野 三振 三振 三振 四球 11 左安 右飛
(遊) 藤 本 二ゴ 右安 遊ゴ 投ギ 一ギ
(投) 伊良部 三振 二ギ 三振
片 岡 右本 右飛
谷 中
41 10 残塁 併殺
巨人
(左) 清 水 中安 右飛
斉 藤 右安
川 相 一ゴ
ベイリー
柏 田
三振
久 保
川 中 左飛
河 原
(遊) 二 岡 中飛 右飛 左安 一邪 10 右飛 12 右飛
(中) 高橋由 二ゴ 三邪 二併 中安 四球 左本
(一) 清 原 二ゴ 中安 中安 中飛 三振 三ゴ
(右) ペタジーニ 二ゴ 三振 三振 右安 四球 中飛
(三) 元 木 二ゴ 三併 三併 右2 三ゴ
(捕) 阿 部 左安 中安 三邪 四球 11 三ゴ
(二) 仁 志 三振 中2 三ゴ 中安 遊直
(投) 木佐貫 三振 捕ゴ
黒 田 死球
走左 鈴 木
打左 後 藤 右本 中安
46 15 残塁 併殺

阪神 打者 球数 安打 三振 四球 死球 失点 自責
伊良部 24 96
ウィリアムス 15
ポート 2/3 17
吉 野 0/3 8
藤 川 2 1/3 12 52
谷 中 8
巨人
木佐貫 32 145 11
ベイリー 1/3 18
柏 田 2/3 8
久 保 26
河 原 20

                    ▽盗塁 赤星(4回)
                    ▽失策 清原(5回)
                    ▽盗塁死 阿部(3回)
                    ▽走塁死 清水(1回) 伊良部(5回) 仁志(6回)
                    ▽暴投 伊良部(6回) ウィリアムス(8回)
                    ▽ボーク 木佐貫(8回) ベイリー(9回)

 試合前は、パリーグを再三沸かせた清原・伊良部の対決が注目されていた。結果は清原が伊良部から2安打放って対決に勝利したが、試合終了後にそのことはほとんど話題に上らなかった。
 試合当初はメジャー帰りの伊良部とルーキー木佐貫の投げ合いが続いたが、2−1阪神リードの8回表に阪神が2点を追加、9回表にはダメ押しとなる3点を入れ、7−1で阪神リード。これで普通は99%阪神の勝ちで決まりである。他の球場の試合は終わったものが多かったので、仕方なくこの試合を見続けていた。
 9回裏も2アウト2塁となり、レフト側から「あと一人」コールが沸き起こる。だが、ここからの巨人の粘りは驚異的だった。ペタジーニがヒットでつなぎ、元木がタイムリー。続く仁志に対するカウントは2−0となったが、ここでなぜか星野監督は吉野から藤川に交代。しかしこれが裏目に出て仁志のタイムリーを浴びて7−4。続く代打後藤が起死回生の3ラン本塁打を打ち、なんと2アウトから6点を奪って同点に追いついてしまった。
 こうなると巨人ペースのはずなのだが、この後藤川はヨロヨロながら何とか巨人打線を無失点に抑え、12回表にアリアスの犠牲フライで1点勝ち越し。が、その裏高橋由にあっさり同点本塁打を浴び、結局8−8の痛み分けで終わる。巨人にとっても阪神にとっても「負けなくてよかった」と言うのが本音だが、この試合をバネにして生かしたのが阪神。次の日から巨人に2連勝し、見事雪辱を果たして勢いに乗ることに成功したのだった。