村田 善則

(読売ジャイアンツ/1992年ドラフト4位/捕手)

[主なタイトル=なし]
球 団 試 合 打 率 打 数 安 打 本塁打 打 点 三 振 四死球 盗 塁
1995 巨人 .000
1997 巨人 16 .152 46
1998 巨人 .000
1999 巨人 41 .236 55 13 11
2000 巨人 76 .268 153 41 13 27
2001 巨人 .143
2002 巨人 36 .228 57 13 12
2003 巨人 58 .148 135 20 11 28 18
2004 巨人 23 .261 46 12 13
2005 巨人 32 .245 98 24 19
2006 巨人 .063 16
2007 巨人
2008 巨人 .000
通算   302 .213 620 132 43 121 48

 松井(現ヤンキース)が入団した年のドラフト4位。そのせいか、松井と非常に仲が良いことで有名。
 二軍で徐々に力をつけ、99年には当時の正捕手であった村田真一からその座を奪おうとするほどの勢いだった。2000年には自己最多の76試合に出場するが、皮肉なことに試合に出すぎてボロも出てしまった。この年に巨人は優勝したが、優勝試合では村田真一の負傷にもかかわらず、杉山直輝がマスクをかぶっていた。そして、翌年は阿部の入団と吉永の移籍により出番が激減してしまう。

 しかし、村田は努力家だった。元旦返上トレを敢行し、ベンチでは有名なメモ魔で徐々にリード面に安定感が出始めた2002年には再び出番を増やす。阿部の故障時にはその穴をしっかりと埋めて優勝に貢献。阿部の故障が増えた2003年にはさらに出番を増やし、リードでは阿部以上のものを見せつけたが、2004年には3番手捕手・小田の猛追を受けて冷や汗をかいた。2005年は阿部の負傷で再び出場機会を増やしているが、2006年は阿部が故障がちも、自らも故障で出番を減らしてしまった。すでにベテランの域に達しており、加藤や星ら中堅・若手との競争にさらされている。

 典型的な2番手捕手タイプ。1年間マスクをかぶらせるほどの実力はないが、正捕手が故障したときに非常に重宝する。それなりの肩、そこそこ安定したリード、パンチのある打撃、まあまあの足を持つが、飛び抜けたものがないのが弱点。
 しかし、応援したくなる要素を多く持っている。毎年のように「元旦返上トレ」というニュースが出るほどの努力家で、ベンチでもしっかりとリードの勉強。そして試合に出た時の幸せそうな表情。不機嫌な顔で野球をする選手が多い中で、あの笑顔を見せられると心が洗われたような気分になる。

 2008年、ついに巨人一筋で16年間の長きにわたる現役生活を終えた。本当にお疲れ様でした。