プロ野球の開催地(2)2006/5/8up


 2003年にプロ野球球団がどれだけ遠征しているかを調べたときは、ヤクルト・日本ハムの12試合を始め、雨天中止も含めて88試合の遠征が組まれていた。あれから3年。日本ハムが札幌に移転し、オリックスと近鉄は合併、楽天という新規球団も誕生した。「ファンあってのプロ野球」という当たり前の事実が再確認されているが、地方遠征は増えたのだろうか? 再び調べてみた。なお、数字はホームゲームの遠征のみで、遠征数の( )内数字は隣県や同一地域内での試合を除いた、純粋な地方遠征の数である。

球団名 遠征数 遠征内訳 評価
ロッテ 0(0) なし 2003年は4試合の遠征を行っていたが、今年はゼロ。
千葉以外の地域でのファン獲得も目指してほしいところだが。
ソフトバンク 3(0) 北九州2、長崎1 2003年は北九州での試合しかなかったが、今年は長崎にも行くようだ。
しかし、もっと九州全域への遠征を望みたい。
西武 3(2) 長野2、前橋1 札幌の準フランチャイズ構想が崩れ、札幌への遠征がなくなった。
長野での試合は継続しているようだ。
オリックス 0(0) なし ダブルフランチャイズの影響か? 遠征は1試合もなくなった。
関西の球団が1つ減って、関西をもっと盛り上げようということなのか?
日本ハム 11(9) 東京D9、
旭川1、函館1
元の本拠地、東京ドームで9試合が組まれている。
しかしそれよりも北海道各地を回ってほしいところだが…。
楽天 6(0) 盛岡2、秋田2、
いわき1、福島1
東北各地で6試合の遠征が予定されている。
今後は6県全てでの試合開催を望みたい。
阪神 13(2) 大阪D10、松山2、
倉敷1
2003年は関西とその周辺でしか試合がなかったが、
今年は松山での試合が2試合組まれている。
中日 6(3) 岐阜1、福井1、金沢1、
富山1、浜松1、豊橋1
東海地方だけでなく、北陸地方での遠征も続行。
欲を言えば、離れた他地域での遠征も欲しいところか。
ヤクルト 9(8) 松山2、秋田2、長野1、
いわき1、ひたちなか1、
釧路1、帯広1
関東地方を離れ、北は北海道から南は四国までくまなく遠征。
遠征数も多く、文句のつけようがない。
横浜 7(3) 静岡2、平塚2、長野1、
長崎1、下関1
県内の平塚、隣県の静岡だけではなく、
長野・下関・長崎への遠征もある。
巨人 10(10) 札幌D2、ヤフーD2、大阪D1、
倉敷1、福島1、熊本1、
フルキャスト1、秋田1
全国各地を遠征し、プロ球団のない県にも遠征。
3年前と違ってドーム球場ばかりではなく、かなりの好内容。
広島 8(2) 倉敷2、米子2、尾道1、
福山1、福井1、富山1
広島県内、中国地方への遠征だけでなく、
北陸地方へも遠征しているのが印象的。

※管理人が手作業で数えているので、間違いがあるかもしれません。
もし見つけたら、お手数ですが掲示板にてご一報くださると幸いです。

 2003年は88試合だったが、2006年は76試合に減少している。交流戦が導入され、今まで遠征していた地域に自ら遠征する必要がなくなった、という場合もあるだろう。しかし、それにしても遠征が1試合もない球団には呆れるばかりである。思い返してみれば、2003年にホームゲーム全てを大阪ドームで行っていた大阪近鉄バファローズは、大阪でもファンの支持を集めることができずに赤字が積み重なり、消滅するに至った。

 また3年前にもまして、パリーグ球団の遠征不足が顕著になっている。セリーグよりも人気面で劣るというのなら、まずは積極的に全国に遠征してファンの支持を集めてみてはどうだろうか。