ナベツネ復帰2005/7/7up

 日本国民を熱狂させ、老いも若きもみな鯛と赤飯で祝ったナベツネ辞任から1年が経とうとしている。いや、正確に言うと執筆及び更新時点では1年も経過していない。それなのに、今ナベツネが球界に復帰してしまった。オーナー職は滝鼻氏のままで、ナベツネは会長職にあるのだとか。まあ、この際あまり関係ないけど。

 ダイエーから球団を買収したソフトバンクの孫オーナーは、世界でも十指に入るであろう大人物だ。そんなお方も、なぜか球界から退いたはずのナベツネのもとに根回しに行っていたそうだ。権力もないのに、裏で実権を握っていたのであろうが、この時から「いずれ復帰するつもりなのでは」という思いが強くなった。それでも3年後や5年後なら分からぬでもないが、よく1年も経たないうちに復帰できたものだ。鈴木宗男や辻本清美が2004年の参議院選挙に立候補してともに落選しているが、国民は不祥事にはとても敏感なのだ。

 なんでも「失職中」に野球の勉強をずいぶん行ったそうで、生え抜きや若手選手の起用の重要性を認識し始めた…らしい。それでは今年のオフはきっと大粛清が行われるのでしょう。それはいいことです、期待して見守るとします。

 ただ、復帰の理由としては「野球界の改革に意欲を持っているから」だそうだ。ナベツネが黙っていることが一番の改革なのだが、少しずつながら良い方向に向かいかけている野球界をどうする気なのだろう? そして、誰も復帰に異を唱える者はいない。たしかに他球団の人事に口を挟むことはできないであろうが、「まだ早いのではないか」くらいのことは言ってほしかった。

 阪神の星野仙一SDは関西テレビの「ぶったま!」という番組に生出演し、ナベツネの復帰を歓迎するコメントを連発している。…ナベツネに意見する勇気がないのなら、頼むから黙っていてください。そんなことではナベツネが調子に乗ってしまいます。

 先日、巨人の長嶋茂雄終身名誉監督が東京ドームに姿を見せた。しかし、それまで何度か観戦が延期されている。思うに、早く復帰させたいナベツネと、慎重を期したい長嶋氏の家族及び担当医師の間でひと悶着あったのではないかと。おまけに「5回KO桑田に不快感」という記事が載っていたが、私は長嶋氏の横に陣取っていた「ナベツネに不快感」という記事を書いてやりたい。

 まだナベツネの攻勢は下火だが、次は一体何をしでかすのか。気が気ではない。

    


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